Fire TV Stick(第2世代・newモデル)の使用方法を画像付きでまとめました。
目次
初期設定
おなじみのダンボール箱にパッキングされて届きます。
付属品
- Fire TV Stick本体
- 音声認識リモコン
- ACアダプタ
- 電源ケーブル
- 単4乾電池
- HDMI延長ケーブル
- 取扱説明書
リモコン用の単4乾電池(Amazon純正)が付属しているのでそのまま使えます。
リモコン
本体はプラスティックですが黒で統一してあり安っぽさはありません。
スマホのリモコンアプリやテレビのリモコンで操作することも出来ますよ(詳細は後述)。
画像はAmazon公式サイトより
テレビ接続方法
HDMI延長ケーブルを利用することで角度がない場所でもFire TV Stickを挿せます。
設定方法
Fire TV Stickを挿したHDMI画面を開きます。
(テレビリモコンの「入力切替」等のボタンで画面を変更します。)
Fire TV Stickをテレビとコンセントに挿すと自動でFire TV Stickのリモコンを検出しペアリングます。
言語を選択します。日本語は下から2番目にありました。
自動でネットワークをスキャンし、使えるWi-Fiを探してくれます。
検出されたWi-FiのSSIDがズラッと並びます。
手持ちの無線LANルーターのSSIDを選択しパスワードを打ち込みます。
「WPSボタンで接続」を選択するとルーターのWPSボタンを押すことで自動で接続します。
販売元の無線LANルーターによりWPSではなく「AOSS」や「らくらくスタートボタン」という規格が採用されている場合があります。
無事接続されました。
なぜ名前を知ってるの!?とびっくりするかも知れませんがAmazonでFire TV Stickを購入した場合、最初から本体にアカウント情報が登録されています。
Wi-FiパスワードをAmazonに保存できます。
Wi-Fiパスワードの設定は「設定」→「ネットワーク」→「Wi-Fiパスワード」でいつでも変更(保存 / 削除)できます。
PINコード(暗証番号)を設定し機能制限をかけることが出来ます。
商品の購入や成人コンテンツ視聴などを抑制できます。
「機能制限なし」を選択するとこの設定をスキップできます。
「機能制限を有効にする」を選択するとPINコードの入力画面に移ります。
リモコンを使い4桁のPINコードを入力します。
機能制限は「設定」→「環境設定」→「機能制限」よりいつでも変更可能です。
簡単なチュートリアル動画が流れます。
無料アプリを一括でダウンロードできます。
「スキップ」しても特段問題ありません。
使用したいアプリを選択します。
とはいえ選べるアプリが限定されているためあまり選べません。
以上で設定完了です。
有線LANで接続する方法
Wi-Fiでの無線LAN接続に問題がある場合は別売りの「Amazon イーサネットアダプタ」を使用することで有線LANでの接続が可能になります。
Wi-Fiで使われる無線電波の帯域には2.4GHzと5GHzがあります。
2.4GHzは無線LANルーター以外にも様々な家電が利用しているので回線が混雑し通信が不安定になります。
手持ちの無線LANルーターが2.4GHzの帯域を利用している場合、有線LANで接続することにより回線が安定する可能性があります。
イーサネットアダプタの使い方
接続方法はFire TV Stick本体と電源ケーブルの間にイーサネットアダプタを経由させるだけです。
ルーターとイーサネットアダプタを繋ぐLANケーブルは付属しておらず、別途用意する必要があります。
検索方法
文字入力検索
左上の虫眼鏡を選択。
作品名や俳優名、キーワードを入力します。
音声認識検索
リモコン上部のマイクボタンを長押ししながら、最上部のマイクに向かって喋ります。
音声認識はボタンを押している間だけ有効です。
音声認識ボタンを長押しすると一筋の青い閃光が走る画面に変わります。
試しに「ドラえもん」と話すと…
Amazonビデオ内のドラえもんコンテンツ一覧が表示されます。
そのままコンテンツを楽しめます。
うまく音声認識されなかった場合、検索結果からテキストを選択します。
音声認識検索はAmazonビデオだけではなく「Youtube」「インターネットブラウザ」「Amazonミュージック」に適応できます。
Youtube
インターネットブラウザ
Amazonミュージック
カテゴリー検索
ホーム画面上部「アプリ」より「カテゴリー」を選択。
29個のカテゴリーよりオススメのアプリを検索できます。
視聴方法
無料で見れるYouTubeでFire TV Stickの視聴方法を解説します。
YouTube 視聴方法
メジャーなVODはホーム画面に掲載されています。
YouTube.comをクリック。
Fire TV StickではYouTubeアプリを使えないのでFirefoxかSilkというウェブブラウザからYouTubeを視聴します。
Silkを利用する場合
ダウンロードをクリックすると自動でダウンロード・インストールします。
開くをクリック。
利用規約を確認して承認受理をクリック。
Firefoxを利用する場合
Silkの場合とほとんど同じです。
ターボモードは広告をブロックしてくれます。
サイトが表示されないなどの不具合が生じた場合は後で無効化することも出来ます。
Firefoxにはキャスト機能がある
キャスト(cast)とは「異なるデバイスにデータを転送する」という意味で、Fire TV StickのFirefoxアプリを使えばスマホやパソコンで視聴中のYoutubeの動画をテレビに表示させる事が出来ます。
Youtubeのキャスト方法
Fire TV Stickを使ってYoutubeをキャストする方法は2つあります。
Wi-Fiでリンク
基本的にFire TV Stickとキャスト元のスマホやパソコンが同じWi-Fiに接続されていれば使用できます。
しかし、うまく接続されない場合はコードを入力することでペアリングするもう一つの方法があります。
テレビコードでリンク
まずはテレビの設定です。
FirefoxアプリのYoutubeより「設定(歯車マーク)」→「テレビコードでリンク」を選択し、12桁のテレビコードを表示させます。
今回はスマホのYoutubeアプリをキャストします。
Youtubeアプリ右上のアカウントマークから、「設定」(歯車マーク)→「テレビで見る」「テレビコードでリンク」に進みテレビコードを入力します。
設定が完了すると画面上部にキャストマークが表示されます。
動画のサムネイルをクリックすると「再生」と「キューに追加」が表示されます。
「キュー」とは視聴予約のことで複数の動画をキューに追加しておくことで連続再生することが出来ます。
ミラーリングとキャストの違い
ミラーリングは受信デバイスに表示させるデータを送信デバイスでも表示し続ける必要があるのに対しキャストではその必要がありません。
キャストはデータを送信するリモコンのように使うことが出来ます。
リモコンの便利な使い方
クイックアクセスメニュー
リモコンのホームボタン(家のマーク)を長押しするとクイックアクセスメニューを開くことが出来ます。
- アプリ…インストール済のアプリ一覧を表示できます。
- スリープ…Fire TV Stickをスリープモードにします。
- ミラーリング…ミラーリング(後述)します。
- 設定…設定画面を開きます。
テレビのリモコンを使用する
Fire TV Stickはテレビのリモコンを使用することが出来ます。
「設定」→「ディスプレイとサウンド」の「HDMI CEC端末制御」をオンにします。
「テレビのモデルによっては…」との注意書きがありますが我が家のSONYブラビアでは利用することが出来ました。
音声認識検索は利用できませんがFire TV Stickリモコンが故障したときや、リモコンを一台で管理したい人に便利です。
リモコンアプリのペアリング方法
Fire TV Stickにはリモコンアプリがありスマホで操作することが出来ます。
利用するためにFire TV Stickとスマホをペアリングします。
Androidの場合
Playストアをクリック。
Amazon Fire TVリモコンアプリを選択しインストールします。
使用するFire TV Stickをクリック。
自動でFire TV Stickを検出しますが、検出されない場合は「更新」もしくは「サインイン」します。
テレビ画面にPINが表示されます。
スマホ画面にPINを入力。
設定完了。
音声認識検索も利用できます。
ミラーリング
Androidの場合
まずはFire TV Stickを設定します。
ホームボタンを長押ししクイックアクセスメニューを開きミラーリングを選択します。
(「設定」→「ディスプレイとサウンド」→「ディスプレイミラーリングを有効にする」でも可能。)
準備OKです。
スマホの設定(歯車マーク)から機器接続を選択
スクリーンミラーリングを選択。
開始をクリック。
使用するFire TV Stickを選択します。
これでテレビ画面にスマホの画面を表示することが出来ます。
ゲーム
ゲームの探し方
ホーム画面上部「アプリ」より「ゲーム」を選択。
おすすめゲームアプリがズラッと並びます。
ゲームの遊び方
VODを視聴する時と同様にアプリをダウンロード・インストールします。
各種リモコンでも遊べますが本格的に遊びたい場合は「Bluetoothコントローラー」を使うことも出来ます。
Amazon純正の製品、またはサードパーティ製のBluetoothコントローラーを使用できます。
サードパーティ製のBluetoothコントローラーを購入する際はレビュー等を参考にして互換性があるものを選ぶようにします。
Bluetoothコントローラーのペアリング方法
「設定」→「コントローラーとBluetooth端末」→「ゲームコントローラー」→「新しいゲームコントローラーを追加」よりFire TV Stickとコントローラーを接続します。
アプリのアンインストール
「設定」より「アプリケーション」を選択。
インストール済みアプリケーションを管理をクリック。
アンインストールしたいアプリを選択。
アンインストールをクリックで完了です。
情報削除方法
捨てる、売る、譲る際は情報を削除します。
情報を消す方法は
- アカウントの登録を解除する…Amazonコンテンツが削除される
- 工場出荷時の設定にリセット…全てのデータが削除される
の2つありますが、「アカウントの登録を解除する」だけではすべての情報が削除されるわけではないので注意です。
必ず「工場出荷時の設定にリセット」してから処分、売却、譲渡して下さい。
アカウントの登録を解除する
「設定」→「マイアカウント」よりAmazonアカウントをクリック。
登録を解除。
工場出荷状態に戻す
「設定」→「端末」より工場出荷時の設定にリセットをクリック。
各種設定
画質
Fire TV Stickの解像度を変更できます。
「設定」→「ディスプレイとサウンド」→「ディスプレイ」→「ビデオ解像度」より解像度を選択します。
字幕
「設定」→「ユーザー補助」→「字幕」より字幕の設定を変更できます。
字幕付きの動画では自動的に字幕を表示させたり、字幕そのもののフォントや大きさなどを細かく設定できます。
機能制限
視聴、購入、アプリの起動などを制限できます。
「設定」→「環境設定」より「機能制限」をクリック。
PINを設定している場合PINを入力。
PINの新規登録、変更などは amazon.co.jp/pin でも行えます。
商品購入をPINで保護…ビデオ、アプリ、ゲームを購入する際にPIN入力が必要になります。
視聴制限…Amazonビデオに年齢制限を掛け再生を制限します。
アプリの起動をPINで保護…アプリ起動時にPINの入力が必要になります。
Prime PhotosアプリをPINで保護…Prime Photosアプリ起動時にPINの入力が必要になります。
PINを変更…PINを変更できます。
Wi-FiパスワードをAmazonに保存する
保存したパスワードを削除することも出来ます。
再起動
Fire TV Stickの動作に異変が起きたときなどは「設定」→「端末」→「再起動」より再起動させることが出来ます。
電源どこ?消す必要ある?
Fire TV Stickには電源を管理するスイッチはありません。
また電源を消す必要もありません。
Fire TV Stickは20分間使用しないと自然とスリープモードに入ります。
「使わない時は電源を切らないと何だか気持ちが悪いっ!」という人は、ホームボタン長押ししてクイックアクセスメニューを表示させスリープモードにしてみては。
スリープモードからの復旧はいずれかのボタンを押すだけです。
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